ロンドンの美術の殿堂「テート・ブリテン」

ロンドン観光

テートブリテンに行ってきました!!

「テート・ブリテン」とは

テート・ブリテン(Tate Britain)は、イギリス・ロンドンにある美術館で、
イギリス美術の重要なコレクションを展示しています。

1856年に設立され、特に16世紀から現在に至るまでのイギリスの絵画や彫刻がまた、
特にウィリアム・ブレイクやジョセフ・マロード・ウィリアム・ターナーなど、
イギリスを代表するアーティストの作品が多く収蔵されている

テート・ブリテンは、テート・ギャラリーの一部であり、
現代美術を扱う「テート・モダン」や、「テート・リヴァプール」などと並ぶ施設です。

アート初心者向け見どころ

私のようなアートに詳しくない初心者向け見どころです!

ジョン・エヴァレット・ミレイ《オフィーリア》

19世紀のイギリスの画家ジョン・エヴァレット・ミレイ作。
シェイクスピアの戯曲『ハムレット』に登場するキャラクター、オフィーリア

オフィーリアは恋人ハムレットに振られ、心が消えてしまい、結局最終的に川で死んでしまうという悲劇的な人物。が静かに表現されています。

ミレイは細部へのこだわりや自然描写に非常に優れており、
特にオフィーリアの衣装や背景の花々、植物の美しさが印象的です。

JMWターナー《クイーンマブの洞窟》

この絵は、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』に登場する妖精の女王「クイーンマブ」が住む洞窟を描いています。

ターナーの特徴的なスタイルは、色と光の使い方にあります。
彼は風景をただ描くだけでなく、光を使って感情を表現しました。

『クイーンマブの洞窟』は、ターナーの後期の作品で、彼が人生の終わりを考えながら描いたとも言われています。

ジョン・ベッツ・ザ・エルダー《黒い帽子をかぶった男》

ジョン・ベッツ・ザ・エルダー(1530年頃 – 1576年)は、16世紀イングランドの肖像画家で、
代表作に『黒い帽子を被った男の肖像』(1545年)があります。
この作品は、当時のイングランド肖像画の写実主義と個人の特徴を強調するスタイルを示しています。

ジョン・シンガー・サージェントの《カーネーション、リリー、リリー、ローズ》

1885–1886年
夕暮れ時の庭で紙提灯に火を灯す白いドレスの少女たちを描いた作品です。
この絵は、サージェントがイギリスのコッツウォルズ地方での滞在中に着想を得て制作されました。
タイトルは当時の流行歌の歌詞から取られています。

入場料と開館時間

• 常設展示: 入場無料
• 特別展: 有料
• 開館時間: 月曜日~日曜日の10:00~18:00
• 休館日: 12月24日~26日

詳細や最新情報は公式サイトをご確認ください。

アクセス

電車
• 地下鉄ピムリコ駅(Pimlico Station):
ビクトリア線 徒歩約10分です。
• 地下鉄ヴォクソール駅(Vauxhall Station):
ビクトリア線、サウスウェスト・メインライン、サウス・ウェスタン 徒歩約15分です。

バス
• ロンドンバスの87、88、C10、2、36、185、436系統がテート・ブリテンの近くを通ります。


• テート・ブリテンには専用の駐車場はありません。周辺には路上駐車が可能な場所もありますが、駐車料金や制限があるため、公共交通機関の利用をおすすめします。

感想

テート・ブリテンは決して初心者向けの美術館ではありませんが、
空いていて、ゆっくりアートを楽しむことができました。
イギリス美術の世界を是非堪能して見てください♪

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