【ロンドン観光】世界三大ミュージアム「大英博物館」の見どころまとめ(部屋番号付き)

ロンドン観光

ロンドンが誇る 大英博物館(The British Museum) は、
世界三大ミュージアムのひとつ。

世界中の歴史的遺産を収蔵し、壮大なスケールで過去と向き合える場所 です。
展示品は膨大ですが、特に注目すべき展示を厳選 し、
効率よく回れるルート も合わせてご紹介します。

ぜひ訪問の際の参考にしてください♪

🔹 大英博物館は「世界三大ミュージアム」のひとつ!

世界には数多くの博物館がありますが、
特に影響力のある3つの博物館 が「世界三大ミュージアム」と呼ばれています。

1. ルーヴル美術館(フランス・パリ) 🏛️

• 「モナ・リザ」や「ミロのヴィーナス」など美術の宝庫!

2. メトロポリタン美術館(アメリカ・ニューヨーク) 🎨

• 古代から現代まで、世界中の美術品を所蔵!

3. 大英博物館(イギリス・ロンドン) 📜

• 歴史・考古学系のコレクションでは世界No.1クラス!

この 3つのミュージアムの中で唯一「無料」 なのが、大英博物館のすごいところ!

🔹 大英博物館ってどんなところ?

• 設立:1759年(約260年の歴史!)

• 建築様式:古代ギリシャ・ローマを意識した新古典主義

• 2000年に大規模改装!

• グレート・コート(Great Court) が誕生(世界最大の屋内広場)

• 大英博物館の読書室(図書館)が一般公開

• 博物館全体が近代的にリニューアル!

🔹 大英博物館の見どころまとめ(部屋番号付き)

📍 1. ロゼッタ・ストーン(Room 4 / 古代エジプト)

ヒエログリフ解読のカギとなった歴史的石碑!

「古代エジプトの象形文字ってどうやって読めるようになったの?」
その答えが、この ロゼッタ・ストーン にあります!

• 紀元前196年、エジプトの王 プトレマイオス5世 を讃える勅令が 3つの言語 で刻まれた石碑。
 ①ヒエログリフ(神聖文字)②デモティック(当時の庶民の文字)③ギリシャ語

• 1799年にナポレオン率いるフランス軍がエジプトで発見!

• 1822年、フランスの学者シャンポリオンが解読に成功!

• これがなかったら、古代エジプトの歴史は今も謎のままだったかも…!

📷 見どころポイント

石碑に刻まれた 文字の美しさ に注目!
よく見ると、一部は削れていますが、それでも十分な情報が残っています。

📍 2. ラムセス2世の石像(Room 4 / 古代エジプト)

エジプト最強の王、ラムセス2世の巨大像!
「世界で最も有名なファラオ」といえば ラムセス2世!

この石像は、もともと 全長8m もあった巨大な彫像ですが、
現在は 上半身だけ 大英博物館にあります。
(下半身はエジプトのルクソールに!)

• 紀元前13世紀、新王国時代の最も偉大な王。

• 80歳以上生きたファラオ(当時の平均寿命は30代!)

• エジプト各地に自分の像を建てまくった「俺様系ファラオ」

• ミイラは現在も残っており、フランス移送時には「エジプト王」のパスポートが発行されたという逸話も!

📷 見どころポイント

• 目線が少し下向きなのは、見る者を圧倒するためのデザイン!

• 額にあるコブラの装飾は、ファラオの証!

📍 3. ヘヌトメヒトの棺セット(Room 63 / 古代エジプトのミイラ)

エジプトの貴族女性のミイラが眠る三重棺!

「エジプトのミイラってどうやって作られたの?」
そんな疑問に答えてくれるのが、ヘヌトメヒトの棺セット!

• 紀元前1250年頃、エジプトの貴族女性 ヘヌトメヒト の棺。

• 外側・中間・内側の三重構造!(マトリョーシカみたい)

• ミイラの内臓は「カノプス壺」に保存され、神々に守られると信じられていた!

📷 見どころポイント

• 棺の表面に描かれた神々のイラスト!

• 手を組んでいるポーズはミイラの定番のポーズ。

📍 4. ウルの軍旗(Room 56 / 古代メソポタミア)

世界最古級の戦争&平和の記録!
「紀元前2600年のシュメール文明の記録が、ここに!」

• 紀元前2600年頃、メソポタミアのシュメール人が作った装飾パネル。

• 「戦争の場面」と「平和の場面」 の2つが描かれている。

• 青いラピスラズリや貝殻で作られた美しいモザイク!

• 戦争の場面には、捕虜にされる敵兵士の姿が…!

📷 見どころポイント

• 馬車の車輪に注目!古代の移動手段が描かれている!

• これが紀元前2600年に作られただなんて信じられないほど美しかった

📍 5. ウルの山羊(Room 56 / 古代メソポタミア)

生命の木に登る黄金の山羊!
「メソポタミア文明では、動物も神聖なシンボルだった!」

• 紀元前2500年、シュメール文明の寺院から発掘。

• 金・ラピスラズリ・貝殻で作られた豪華な装飾!

• 「生命の木」に登る山羊は、豊穣と繁栄の象徴!

📷 見どころポイント

• 山羊の表情がリアル!本当に登っているみたい!

📍 6. ライオン狩りの壁画(Room 10 / 古代アッシリア)

アッシリア王の「権力アピール」レリーフ!

「紀元前7世紀、ライオン狩りは王のステータスだった!」

• アッシリア王アッシュールバニパルが、ライオンを狩るシーンを描いたレリーフ!

• 450頭ものライオンが狩られた…!

• リアルな筋肉や表情に注目!王の強さを誇示するために作られたプロパガンダアート!

📷 見どころポイント

• ライオンの毛並みが彫刻なのにめちゃくちゃ細かい!

📍 7. アッシリアの人面有翼牛(Room 6 / 古代アッシリア)

宮殿を守る巨大な守護神像!

• 紀元前8世紀、アッシリア帝国の宮殿に設置された守護像 「ラマッス」!

• 人間の顔、牛の体、鳥の翼を持つ神聖な存在!

• 5本足に見えるデザイン → 正面から見ると立ち止まり、横から見ると歩いているように見える!

📷 見どころポイント

• 近くで見ると迫力満点!とにかくデカい!

・サイドにはゲームが書いてある。これは門番の落書きで古代のスゴロク

📍 8. パルテノン神殿の彫刻(Room 18 / 古代ギリシャ)

ギリシャ神話の世界を描いた壮麗な彫刻群
• 紀元前5世紀、アテネのパルテノン神殿の装飾彫刻。
• アテナ女神の誕生、神々の宴、戦士たちの行進が描かれている!
• 布の質感、筋肉の表現など、彫刻技術の高さに驚かされる!

📷 見どころポイント
• 布のシワがリアルすぎる!
• 当時の彫刻技術の高さを感じる!
・石像の顔がないのは、ギリシャにキリスト教が広まった時に、キリスト教は寓話を禁じてるため顔が取られた。

📍 大英博物館の読書室(The Reading Room)

かつての知の殿堂、美しいドーム型の図書館
• 1857年に完成し、かつては世界中の研究者が集った場所!
• 夏目漱石やガンジーもここで研究をしていた!

📷 見どころポイント
• 壮麗なドーム天井に圧倒される!
• 整然と並ぶ本棚の雰囲気が美しい!
・皮のテーブルや椅子も必見

🔹 効率的に回るルート

初めて訪れる方は、以下のルートがおすすめ!

★スタート(エントランス)
➡ 古代エジプトエリア(Room 4, 63):ロゼッタ・ストーン、ラムセス2世、ヘヌトメヒトの棺
➡ 古代メソポタミアエリア(Room 56):ウルの軍旗、ウルの山羊
➡ 古代ギリシャエリア(Room 18):パルテノン神殿の彫刻
➡ グレート・コート&読書室(The Reading Room) で締めくくり

これで 歴史・文化をしっかり楽しめるコース になります!

🔹 まとめ


• 大英博物館は「世界三大ミュージアム」のひとつ!
• 無料でこれだけの歴史的遺産を楽しめるのはロンドンならではの魅力!
• 展示品の多さに圧倒されるが、今回紹介したルートを参考にすればスムーズに回れる!
• 2000年の改装で、より近代的な展示空間に進化!

時間があれば、じっくりと館内を回って歴史に触れるのもおすすめ!
大英博物館は 何度訪れても新しい発見がある、まさに「知の宝庫」 です!

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