4月第1週の週末、春の空気を感じたくてロンドンの人気スポット
「Kew Gardens(キュー・ガーデン)」を訪れました。
お天気は快晴。
青空のもと、園内はちょうど桜が満開で、
春を全身で感じられる素晴らしい1日になりました。

Kew Gardensとは
Kew Gardensはロンドン南西部・リッチモンドにある、世界最大級の植物園です。
正式名称は「Royal Botanic Gardens, Kew(王立植物園キュー)」で、
約3万種以上の植物を擁し、
その規模と美しさから2003年にはユネスコ世界遺産にも登録されています。
園内には熱帯植物が集まる大温室「パームハウス」や、
世界最大のビクトリア様式温室「テンペレートハウス」などがあり、
季節ごとに変化する風景を楽しめるのも魅力。
ロンドン生活の中で自然を感じたいときにぴったりの場所です。
Cherry Walkの桜がまさに見頃!
桜が楽しめるエリアのひとつが「Cherry Walk(チェリー・ウォーク)」。

テンペレートハウスの裏手から続くこの並木道では、
両側に美しく咲いた桜がトンネルのように連なっていて、
歩いているだけで心が華やぎます。


大満開でとーっても綺麗でした!!

日本庭園や湖周辺の桜も見逃せない
チェリー・ウォーク以外にも、
日本庭園エリアや湖のまわりにも桜が点在していて、
それぞれ違った雰囲気を楽しめます。

特に日本庭園では背景との調和が美しく、
落ち着いた雰囲気の中で桜を鑑賞できました。

園内はチューリップやパンジーなど春の花も見頃で、
どこを歩いても写真を撮りたくなる景色が広がっていました。

ピクニックするなら芝生エリアで
この日はお弁当とシートを持参して、
芝生エリアでのんびりピクニックも楽しみました。

Kew Gardensでは持ち込みOKで、
ピクニックも自由にできるのが嬉しいポイント。
駐車場は12時前でかなり混雑、11時までの到着がおすすめ
今回は12時少し前に到着しましたが、駐車場はすでにかなり混雑していて、
なんとか空きを見つけて停めることができました。
春やイベントシーズンはとくに混みやすいため、
車で行く場合は11時までに到着しておくと安心です。
駐車台数に限りがあるため、早めの出発がおすすめです。
ロンドンの春を味わうなら今がチャンス
Kew Gardensの桜は4月中旬頃までが見頃とのこと。

ロンドンでお花見気分を味わいたい方には本当におすすめのスポットです。
ロンドン生活の中で、日本の春を感じられる場所はそう多くないので、
イギリス駐在中の方や春の旅行先を探している方にもぜひ訪れてみてほしいと思いました。
施設情報
Kew Gardens(Royal Botanic Gardens, Kew)
住所:Kew, Richmond, London TW9 3AE
最寄駅:Kew Gardens駅(District Line/Overground)から徒歩約5分
営業時間:10:00〜19:00(最終入園18:00/季節によって変動あり)
公式サイト:https://www.kew.org
入園料(2025年4月現在|ピークシーズン 2月1日〜10月31日)
• 大人(16歳以上)
・オンライン:£22
・当日窓口:£25
・16:00以降の入園(5月1日〜10月26日限定):£11(窓口販売のみ)
• 子ども(4〜15歳)
・オンライン:£6
・当日窓口:£8
• 4歳未満:無料
※16〜29歳のYoung Person、学生、シニア割引あり(身分証提示が必要)
※週末やイベント期間は当日券が売り切れる場合あり。事前のオンライン予約がおすすめです。
駐車場
敷地横に専用駐車場(Brentford Gate)あり。
1日 £9(現地支払い)。特に春〜夏の繁忙期は早めの到着が安心です
ロンドンの桜スポットは他にもいろいろ!
Regent’s Park以外にも、ロンドンには桜を楽しめる場所がいくつかあります。
• Greenwich Park:丘の上から桜とロンドンの街並みを一望できる絶景スポット。
• Battersea Park:奈良から寄贈された桜並木が美しい。
• Kensington Gardens:白い桜が咲く小道があり、静かな雰囲気で桜を楽しめます。
• Regent’s Park:整ったガーデンの中に咲く桜が美しく、お散歩にぴったり。
それぞれに雰囲気が違うので、桜の時期にあちこち訪れてみるのもおすすめです。