洗濯機を長く清潔に使うために欠かせないのが洗濯槽クリーナー。
日本では酸素系や塩素系の専用洗剤がたくさんありますが、
イギリスでも「Washing Machine Cleaner」としていくつかのブランドが販売されています。
今回は、洗濯槽クリーナーの必要性から、イギリスでメジャーな商品、そして私が実際に使った Ecoegg Washing Machine Detox Tablets の使用体験までまとめました。
洗濯槽クリーナーとは？
洗濯槽クリーナーは、洗剤カス・柔軟剤の残り・水垢・黒カビのもとになる汚れを取り除くための専用洗剤です。
普段の洗濯では落としきれない「見えない汚れ」をリセットしてくれます。
特にドラムの裏側やホース部分は汚れが溜まりやすく、
そのままにすると洗濯物の嫌なニオイや雑菌繁殖の原因になることも。
定期的に洗濯槽を掃除することの重要性
イギリスは硬水の国。
日本と違って 水垢（limescale）が付きやすい のが特徴です。
さらに、エネルギー節約のために低温（30℃や40℃）で洗うことが多く、
菌が残りやすい環境でもあります。
そのため、
- 洗濯物の生乾き臭が気になる
- 洗濯機のドアパッキンに黒ずみが出てきた
- 洗剤や柔軟剤の溶け残りが気になる
こういったサインが出たら、洗濯槽クリーナーでお手入れするタイミングです。
目安は 月に1回。定期的なお手入れで洗濯機の寿命を延ばす効果も期待できます。
イギリスでメジャーな洗濯槽クリーナー
1. Dettol Washing Machine Cleaner
スーパーでも必ず見かける液体タイプ。
除菌・消臭に強く、爽やかな香りが残るのが特徴です。
2. Dr. Beckmann Service-it Deep Clean
ドイツ発ブランドですが、イギリスでも大人気。
粉末タイプで、洗剤カスや水垢をしっかり落としてくれる「頼れる1本」。
3. Calgon 3-in-1
CMでもおなじみの「水垢防止」タブレット。
クリーナーというよりは日常的に一緒に使うことで硬水対策＆洗濯機保護を目的としています。
4. Ecoegg Washing Machine Detox Tablets
環境にやさしい成分で作られたナチュラル派クリーナー。
強力にガツンと落とすというより、
安心して毎月使えるメンテナンスアイテムという位置づけです。
実際にEcoeggを使ってみた
今回購入したのは Ecoegg Washing Machine Detox Tablets（6錠入り）。
1回につき1錠、6錠で半年分使えます。
使い方（洗濯機）
- 洗濯物を入れずに、ドラムを空にする
- タブレットを1錠、そのままドラムの中へ（洗剤投入口ではなく直接入れる）
- 高温コースで1サイクル運転
私は 「Cotton 90℃コース」（約3時間13分） で実行しました。
Ecoeggは高温で回すのが推奨されているので、90℃でじっくり回すことでよりしっかり洗浄された感じがありました。
実は食洗機にも使える！
EcoeggのDetox Tabletsは、食洗機にも使用可能です。
やり方は同じく空の状態で1錠入れて、高温サイクルを回すだけ。
洗剤カスや水垢の蓄積を防ぎ、食洗機のニオイ対策にもなります。
使用頻度
- 月1回の使用がおすすめ
- 6錠入りなので、半年分としてちょうど良い
使ってみた感想
- 使った直後から洗濯機のニオイがスッキリ
- ドラムの中もサラッとした手触りになり清潔感アップ
- 日本の酸素系クリーナーのように「黒いカスが大量に浮いてくる」派手さはないが、
定期的なリセットには十分 - 個包装で使いやすく、ナチュラル成分なので安心して続けられる
- 食洗機にも使えるので、1箱で家中のリフレッシュができるのが便利
まとめ
イギリスで買える洗濯槽クリーナーは主にこの4つ：
- Dettol（除菌・消臭重視）
- Dr. Beckmann（頑固汚れに強い）
- Calgon（硬水対策）
- Ecoegg（ナチュラル派＆食洗機にも使える）
硬水と低温洗濯が当たり前のイギリスでは、月に1回の洗濯槽クリーニングが必須です。
私はナチュラルなEcoeggを選びましたが、より強力に落としたい方はDr. BeckmannやDettolもおすすめ。
日本人感覚だと「Ecoegg＝普段使い、Dr. Beckmann＝大掃除用」といった使い分けがちょうどいいと思います。
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