今回のボストン旅行でもボストン美術館(Museum of Fine Arts, Boston)へ。
ボストンを訪れたら必ず訪れたい美術館です。

世界中から集められた名画の数々に圧倒されつつも、静かで穏やかな雰囲気に癒されました。
「MFA」と呼ばれるこの美術館は、アメリカの中でも特に充実したコレクションを誇ります。
📍465 Huntington Avenue, Boston, MA 02115
🔗 公式サイト(mfa.org)
- 開館時間とチケット
- 行き方とアクセス
- ボストン美術館見どころまとめ
- 01|ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)1875–76年 クロード・モネ
- 02|睡蓮 1905年 クロード・モネ
- 03|ルーアン大聖堂(夜明け)1894年 クロード・モネ
- 04|我々はどこから来たのか 1897–98年 ポール・ゴーギャン
- 05|ペイルレ渓谷 1889 フィンセント・ファン・ゴッホ
- 06|郵便配達人ジョゼフ・ルーラン 1888年 フィンセント・ファン・ゴッホ
- 07|ルーラン夫人 ゆりかごを揺らす女 1889年 フィンセント・ファン・ゴッホ
- 08|種まく人 1850 ジャン=フランソワ・ミレー
- 09|修道士オルテンシオ・フェリス・パラビシーノの肖像 1609年 エル・グレコ
- 10|カルロス皇子と侍従 1632年 ディエゴ・ベラスケス
- 11|チャールズ一世の娘 王女マリー 1637年 アンソニー・ヴァン・ダイク
- 12|ブージヴァルのダンス 1883年 ピエール=オーギュスト・ルノワール
- 【特別展】Songs for Modern Japan
- 館内の回り方(2〜3時間)
- 関連記事
開館時間とチケット
- 日・月・水・土:10:00–17:00
- 木・金:10:00–22:00(夜の雰囲気も素敵!)
- 火曜休館
- チケット:大人$30、7〜17歳$14、6歳以下無料
オンラインで事前予約がおすすめ。
特別展がある時は時間指定チケットになることもあります。
ボストン美術館は名画が多いし、
館内が素敵だし、
広さが程よくて
好きな美術館です。
行き方とアクセス
地下鉄(グリーンラインE)で「Museum of Fine Arts」駅を降りるとすぐ目の前。
オレンジラインの「Ruggles」駅からも徒歩10分ほど。
ボストン中心部からならUberでも10〜15分で着きます。
駐車場もありますが週末は混雑気味です。
1度目は車で行き、2度目は電車にしましたが
圧倒的に電車の方がおすすめ!
ボストン美術館見どころまとめ
01|ラ・ジャポネーズ(着物をまとうカミーユ・モネ)1875–76年 クロード・モネ

実際に見ると大きくて迫力があります。
赤い着物に金の模様。モネの妻カミーユがモデルで、まさに「西洋が憧れた日本」。
近くで見ると刺繍のようなタッチが本当に美しく、モネの遊び心を感じました。
個人的には一番印象深かった作品。
02|睡蓮 1905年 クロード・モネ

ボストンでも“モネの睡蓮”に会えるなんて感動。
淡いブルーと緑の層が重なり合い、まるで水の中に引き込まれるよう。
静かな部屋でゆっくり眺めるのがおすすめ。
03|ルーアン大聖堂(夜明け)1894年 クロード・モネ

一日の光の移り変わりを描いた連作の一枚。
早朝の青い光が印象的で、時間の流れまで感じるようでした。
04|我々はどこから来たのか 1897–98年 ポール・ゴーギャン

一枚の中に人生のすべてを描いた大作。
左に幼子、中央に大人、右に老女という構成で、「生きるとは何か」を静かに語りかけてくれます。
タヒチの色彩が鮮やかで、圧倒的な存在感。
05|ペイルレ渓谷 1889 フィンセント・ファン・ゴッホ

南仏アルルの風景。筆跡がぐるぐると渦を巻き、風が吹いているように感じる。
写真で見た印象よりも、実物はずっと生き生きとしていました。
06|郵便配達人ジョゼフ・ルーラン 1888年 フィンセント・ファン・ゴッホ

ひげの郵便配達人ルーラン氏。厚い絵の具の層が立体的で、優しい眼差しが印象的。
ゴッホが人を思いやる気持ちが伝わってくるようです。
07|ルーラン夫人 ゆりかごを揺らす女 1889年 フィンセント・ファン・ゴッホ

ゴッホにとって“母”を象徴する作品。
優しい緑色と穏やかな表情が心に残ります。静けさの中に、強い愛を感じる一枚。
08|種まく人 1850 ジャン=フランソワ・ミレー

黄金色の光の中、農民が力強く種をまく姿。
人の労働の尊さを描いたミレーの代表作で、のちにゴッホが最も敬愛した作品のひとつです。
09|修道士オルテンシオ・フェリス・パラビシーノの肖像 1609年 エル・グレコ

細長いシルエットと神秘的な光。
静かに祈る修道士の姿が美しく、まるで絵の中に時間が止まっているようでした。
10|カルロス皇子と侍従 1632年 ディエゴ・ベラスケス

11|チャールズ一世の娘 王女マリー 1637年 アンソニー・ヴァン・ダイク

淡い光の中に浮かぶ可憐な王女。
柔らかな表情とドレスの質感が美しく、まるで絵の中で呼吸しているように見えました。
王女マリーはイギリスのチャールズ一世の娘で、のちにオランダ総督ウィレム2世と結婚。
ウィリアム3世(イングランド王)の母となった人物です。
12|ブージヴァルのダンス 1883年 ピエール=オーギュスト・ルノワール

ルノワールらしい幸せいっぱいの絵。
陽の光に包まれたカップルが楽しそうに踊る姿を見て、こちらまで笑顔になってしまいます。
東京にお住まいの方はお馴染みの作品ですね。
【特別展】Songs for Modern Japan

たまたま、昭和の日本の歌本を集めた特別展をやってました。

館内の回り方(2〜3時間)
時間が限られているなら、
1️⃣ 印象派ギャラリー(モネ・ゴッホ)
2️⃣ 19世紀ヨーロッパ美術 → アメリカ美術
3️⃣ 日本美術&天心苑(外に出られる小庭園)
という順番が効率的です。
途中で中庭カフェで休憩しながら過ごすのもおすすめ。
おしゃれなショップもあり、MFA限定グッズはお土産にぴったり!
1度は見たことのあるような名画を紹介しましたが、
とても見応えのある美術館なので
ボストン旅行の際は是非です!





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